株式投資で1億円

ノリスケの株式投資日記

普通のサラリーマンが資産Ⅰ億円を目標にして株式投資にチャレンジ。投資知識向上のため、自身の投資行動の記録と分析を行っています。

M&A戦略の評価について

前回保有しているアスラポート・ダイニングの成長限界について考えてみました。

 

その結果、この会社の成長はM&A戦略によってもたらされていることに気づきました。

なので今回はM&Aによる成長戦略について考えてみます。

 

M&A戦略の成功者といえば、日本電産の永守会長が思い浮かびます。

 

永守会長の買収後の基本方針は3つあります。

 ①経営者も従業員も代えないで、一緒に経営していく
 ②買収する会社のブランドを残し、安心感を持ってもらう
 ③再建が終わったら、支援に出した人材は引き上げる

 

買収する企業の事業内容は動くもの、回るものという主力事業であるモーター関連に

絞っているそうです。

当たり前ですが、下手な多角化はうまくいかないということですね。

さらに成功の秘訣として、トップ自らが率先して再建に乗り出すことをあげています。

 

さらに、投資の神様W.バフェットもM&Aの成功のポイントについて言及しています。

 

バフェットが言う、成功するM&Aとは

①インフレの環境にうまく適応した企業だけを買収する

そのような企業の特徴は

・シェアを落とすことなく値上げを実施できる

・資本を少し追加投入するだけで、業績拡大が見込める

 

ようは、もともと良い企業を割安で買えということでしょうか。オーソドックスな長期投資家の視点ですね。

 

②経営者が、買収に値する素晴らしい企業を見抜き、業績改善を達成する能力をもっている

 

これはまさに永守会長のようなケースですね。卓越した経営スキルで買収先の企業業績を回復させる。

想像しただけでもワクワクします。

ただバフェットいわくそんなすごい経営者はめったにいない。

バフェット自身も、自分にはそんな能力はないということを認めています。

 

ちなみにバフェットはM&Aにより単純な業績拡大は実現できるが、

希薄化による既存株主の利益減少の懸念についても言及しています。

このあたりは、ちょっと難しいので今回は割愛します。

 

アスラポートのM&A戦略の評価を考えるにあたりポイントになるのは、

M&Aが戦略的に行われているか?

②そもそも買収企業に価値があるか?

③経営者に業績向上の能力があるか?

 

それぞれについて次回以降でくわしく見ていきます。