株式投資で1億円
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ノリスケの株式投資日記

普通のサラリーマンが資産Ⅰ億円を目標にして株式投資にチャレンジ。投資知識向上のため、自身の投資行動の記録と分析を行っています。

M&A戦略の評価について2

前回アスラポートダイニングのM&A戦略の評価を考えるにあたり

分析すべきポイントとして下記を挙げました。

 ①M&Aが戦略的に行われているか?

 ②そもそも買収企業に価値があるか?

 ③経営者に業績向上の能力があるか?

 

それぞれについて詳しく見ていきます。

 

M&Aが戦略的に行われているか?

決算説明会資料によると、

アスラポートの基本方針は『食のバリューチェーンを構築する』です。

生産から飲食・小売まで一貫して携わる体制をつくることを目指しています。

飲食店や販売の部分を押さえているので、上流工程への進出がうまくいけば競争力の向上は見込めそうな気がしますね。

その方針のもと、いくつかの生産事業を買収しています。

具体的には弘乳舎、茨城乳業、TOMONIゆめ牧舎、九州乳業という会社を子会社化しています。

 

乳製品が多いですね。アスラポートの持っている外食業態との整合性はどうでしょうか?

ゆめ牧舎は焼き肉の牛角で相性は良いですね。乳製品は牛角アイスに使用しているようです。

そのほかにもGOKOKUというロールケーキのチェーン店の展開や、今後ベーカリーカフェの展開も予定しており、規模としてはまだ小さいですが乳製品事業との相乗効果はある程度は見込めそうです。

 子会社化後の弘乳舎の業績を見てみると、前年比で売上高+60%、営業利益+50%と非常に好調のようです。

 

乳製品のほかに海外の水産加工会社や日本食の食品卸会社を買収しています。

これは最近発表された小僧寿しチェーンの子会社化につながっていっているのではと思われます。

持ち帰り寿しの海外展開というのも面白そうですね。

焼き鳥をメインにした居酒屋業態には無関係なものが多いので、その方面の展開にも期待したいです。

 

結論としては、M&Aは場当たり的ではなく、基本方針のっとって戦略的に行われていると言えそうですね。


追記

色々考えた結果アスラポートダイニングは売却しました。

M&Aでの拡大はうまくいっているようですが、そのたびに新株発行による希薄化で、EPSが全く増えていなかったためです。

これはバフェットが注意点として挙げていました。

買った会社がうまく利益を上げられればいいですが、それは定かではないのでリスクが高いと判断しました。


こうしてブログで文字にすることで、自分の考えの矛盾に気づくことができました。

今後も保有株の検証をしていきます。